伝染性膿痂疹(とびひ)
bacterial infection

細菌感染症

「伝染性膿痂疹(とびひ)」とは?

「伝染性膿痂疹(とびひ)」とは?

細菌による皮膚の感染症です。
ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌(溶連菌)などが原因菌です。
接触によって移って、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がることから “ とびひ ”と言います。
虫刺されやかぶれ・傷・湿疹などをがもとで、二次感染を起すことでとびひになります。

発症年齢と季節は?

好発年齢は、 1~6歳の乳幼児で夏( 6 月~ 10 月)に多く発生する傾向があります。
アトピー性皮膚炎や乾燥肌の人はかかりやすい傾向があります。

とびひの治療は?

抗生物質を飲んで、皮膚の発疹部には抗生物質の軟膏を塗ると、1~2週間ほどで治るのが通常です。
広がりを最低限度に抑えるために、皮膚の保湿も同時に行ってください。
いずれにしても他人に感染させる病気ですので早めに専門的治療を受けましょう。

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