医療法人仁徳会 まい皮膚科クリニック
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皮膚にかび?!<マラセチア毛包炎・癜風(でんぷう)>

マラセチア毛包炎・癜風(でんぷう) こんにちは。蒸し暑い日が続いていますね。まい皮膚科クリニック 小林です。皮膚科では、この時期から細菌やかびの感染症の患者さんが増えてまいります。
今回はその中で、最近数多く見られる疾患として、体でかびが増える疾患をご紹介してみようかと思います。

皮膚にいるカビって?
「皮膚にカビがいる!?」ってなんだか衝撃的なお話ですが、皮膚の表面には細菌以外にも様々な微生物がいて、実はカビ(真菌)も常在しているものなのです。
マラセチアやカンジダがその代表的なものです。
これらのかびは、皮膚のいろいろな疾患に関わっていると言われています。今回は、そのマラセチアに関する疾患の代表例をご紹介します。
にきびに間違えられる症状〜マラセチア毛包炎
前胸部や肩・背中に出ている様なにきび様の発疹は、実はニキビではなくマラセチア毛包炎である可能性があります。やや光沢のある赤い丘疹や膿疱で均一な感じ・・・・でも実際、見ただけでは診断はつきづらものです。
しかし、顕微鏡で直接検査してマラセチアの有無を確認すると診断できます。治療としては、にきびの治療よりも、抗真菌剤の外用や内服が有効です。通常のにきびと診断されても治らりずらい場合には、マラセチア毛包炎を疑って検査することが重要です。
しみに間違えられる症状〜癜風(でんぷう)
同様に、マラセチチアがからだの表面で増えると、茶色いしみや白く抜ける脱色斑を作り出します。これが癜風です
。 患者さんは、「しみが急に出来た」とか、「色が抜けて白斑(しろなまず)になった」といって、クリニックにいらっしゃいます。しかし、これも顕微鏡で直接検査してマラセチアの有無を確認すると簡単に診断がつきます。
好発部位は頚部、背部、胸部、顔面などで、かゆみは軽度な場合が多いようです。治療はやはり、抗真菌外用剤(クリーム、液、軟こう)です。
スキンケアで再発って防げないの?
診断がついて、きちんと治療をしても再発してくるこれらの病気。再発って防げないものなのでしょうか? これらの病気は、皮膚に通常いるマラセチアというカビが原因であり、いくら薬を塗ってもこれらのカビを全てなくすことは出来ないので、再発例が多くなります。 症状が出る人と出ない人がいるのは、「かびが増えやすいような高温多湿の生活条件」や「汗をかき易い・脂性等の個人の体質」によるものだといわれています。 再発を防ぐ注意事項としては、入浴時に良く身体を洗い、清潔に保つことです。また、乾燥させるということが、カビの増殖の抑制に大いに役立ちます。

皮膚科/美容皮膚科
まい皮膚科クリニック

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