にきび跡
nikibi ato

にきびの跡が消えない。 にきびは深さが深くなるほど跡が残りやすくなります。 まずは、にきびを作らないスキンケアは大切なのは言うまでもありませんが、出来てしまったにきび跡にも症状に応じて、適切なケアをしたいもの。

その原因は?

「にきび跡」の原因は、当たり前のことですが「にきび」です。
にきびの初期では、跡が残ることはあまりありません。
いわゆる白にきびや黒にきびの場合は問題にならないことが多いのですが、赤いにきびや黄色いにきびは、その炎症が皮膚の深部にまで及んでおり、その跡が残りやすい状態となります。
初期段階でのにきびの治療が、最大限の予防となります。
にきび跡は症状によって、次の2種類に分かれます。

  • 赤み・色素沈着タイプ
    皮脂腺に炎症を起こした赤いにきびは、周囲の組織を破壊しています。
    その組織損傷を修復しようと細胞が活性化したり、毛細血管が発達したり、メラニンの産生が過剰になった状態です。
    時間の経過とともに少しは薄くなっていきます。
  • クレータータイプ
    皮膚の深部組織を破壊するくらいの炎症が起き、皮膚の再生能力が追いついていけなくなった状態です。
    肌の組織そのものが傷ついているので、いったん出来てしまった陥凹を治すのはかなり難しいとされています。

治療は?

赤み・色素沈着タイプ

炎症を早めに抑え、過剰なメラニンを除去することが大切です。

クレータータイプ

一旦出来てしまった凹部の治療はなかなか難しいのが現状ですが、皮膚の再生を促す治療が効果的です。

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