水瘡(みずぼうそう)
viral disease

ウイルス疾患

「水痘(みずぼうそう)」とは?

みずぼうそうウイルスによる全身性の感染症です。
主として小児がかかる疾患ですが、最近は成人も稀ではありません。
小児に比べて成人で発症した場合は重症になり易く、注意が必要です。
発熱や全身倦怠感等風邪症状があり、頭部・身体から四肢にかけて、粟粒大の赤みと小水疱が出来ます。
その後、痂皮が出来て約7日位で治ります。
ただし、重症化した場合脳炎や肺炎がが合併する場合もあり、成人例では特に注意が必要です。

治療は?

ワクチンをしておくと発症しても、軽く済む傾向があります。
かかってしまったら、まずは安静が一番です。
発疹を乾かすためにカチリという外用剤で覆ってあげるのが良いでしょう。
感染性がありますので、お子さんはすべての発疹が痂皮化(かさぶた状)するまでは学校に行けません。
大人で重症な場合は、入院等になる場合もあります。
帯状疱疹の抗ウイルス剤が有効ですが、保険適応にはなっていません。

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