陥入爪(巻き爪)
bacterial infection

細菌感染症

「陥入爪(まきづめ)」とは?

爪甲側縁が爪溝に深く入り込んでいる状態を指します。
原因的には、1.遺伝的な爪の湾曲 2.窮屈な靴や合わない靴、歩き方などを外的な刺激による爪の変形 3.爪を深く切りすぎている場合 4.爪白癬により爪の変形が生じている等が考えられます。
感染を伴う炎症を起こしやすく、爪周囲炎や皮膚が増殖した化膿性肉芽腫の形成を見ることがあります。

治療は?

  • 軽症
    入り込んでいる爪を部分的に切除して、抗生物質の内服などで炎症を抑え、盛り上がった肉芽は液体窒素や硝酸銀などで焼灼し、圧迫固定します。
  • 重症
    爪の変形が進んでしまった場合や再発を繰り返す例には、爪の変形を矯正する治療(ワイヤーやプレートによる方法)や手術が必要になります。

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