乳児期に特に顔面や体感の一部に局在する急性の浸潤した湿疹です。
生後1ヶ月以内に発生し、鱗屑や油脂状の痂皮が見られます。
一般に紅斑、掻痒は伴わないことが多く、6ヶ月~8ヶ月位には治癒します。
ただし重症例の中には、アトピー性皮膚炎に移行するものもありますので、かきむしり等がひどい等の場合は医師にご相談下さい。
まずは清潔に保つことが大切です。
頭に頑固なかさぶたがある場合には、 オイルでやわらかくしてからシャンプーをする方法が効果的です。
薬としては弱いステロイド外用薬が効果があり、痒みが強い場合は 抗ヒスタミン剤(痒み止め)を使用することがあります。